2013年12月27日金曜日

石和忘年会~(すごいです!)

12月18日に石和ブロックの忘年会がありました。

あすなろ石和薬局と院内薬局の職員も合同で出し物を考えて、今年はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を歌って踊って~、

そして、なんと・・・



準☆優勝~  (*・∀・*)ノ HAPPY☆

というわけで、楽しく過ごしました!
それにしてもいろんな意味ですごい写真です。

ちなみに、優勝はリハチームでした。チーム力かなり高いです。薬剤部も負けないぞー。

では、よいお年をお迎えください。

2013年12月4日水曜日

薬剤師部会 鍋会!!

 11月30日、土曜日、業務終了後の14時より、今年度2回目の部会企画「鍋会」を開きました。

鍋が4種類も!
 
にぎやかな鍋会に笑顔の主催者









全院所から、17人が集まり、和気あいあいとお鍋を囲みました。

 今年は、人数も多かったので、トマト鍋、豆乳鍋、キムチ鍋、おでんの4種類を用意しましたが、食欲旺盛な若い男子も多く、「う~ん足りない」と思いながら、あっという間に空っぽになってしまいました。

社長も笑顔☆ そしていたずらっ子がひとり。

 今年度、途中から仲間入りした三澤薬剤師、河野薬剤師の紹介をして、今後の薬剤師部会の結束をかため、終了としました。

2013年12月2日月曜日

株主懇談会を開催しました

 1129日(金)YMP本社において2013年度株主懇談会が開催されました。

懇談会がはじまります

 

社長のあいさつ


 YMP全体の2013年度上半期総括と下半期の課題が木内専務より報告され、その後、各薬局からの上半期報告がされました。株主さんからは、近隣医療機関からの無料低額診療の処方箋受付数について、労務管理についての質問などが出され、木内専務が回答しました。また、毎月送付される会議報告が丁寧でわかりやすい、宇藤医師を講師に行った「放射線について」などの学習会の取り組みは素晴らしいとの言葉もいただきました。



有意義な意見をいただきました
 
 最後にS監事から125日、太平洋戦争開戦日(128日)に合わせて甲府駅前で配布する、「召集令状」、通称「赤紙」が紹介されました。参加者一同、二度と戦争を起こしてはいけないと改めて感じ、戦争のない平和な世の中のためにも「特定機密保護法」というとんでもない悪法を成立させてはいけないと思いました。

戦争への召集令状 「赤紙」

 多くの意見交換がされ、約一時間半の交流会は、とても有意義な時間でした。

2013年11月27日水曜日

第22回国民の医薬シンポジウムに参加してきました!

 1124日に、平和と労働センター(東京・文京区)で行われた第22回国民の医薬シンポジウムに参加してきました。医療関係者など約100人が参加し、「医薬品の安全性確保とTPP」と題した講演、そして『子宮頸がん予防』ワクチンの必要性・安全性・有効性に対する疑義についてジャーナリストや産科医からの報告がありました。


水口弁護士のお話とても分かりやすかったです!


ウィキリークス資料の情報は驚くべきものでした


 TPP問題に関する午前の部では、薬害オンブズパースン会議事務局長の水口真寿美弁護士と、東京大学の醍醐聰名誉教授より講演がありました。TPP交渉の最大の問題として、輸入品の関税撤廃もさることながら、ISD条項(つまり企業が利益を侵害されたことを口実に国を訴えることができる条項)によって非関税障壁に対する攻撃を懸念して、国の政策に萎縮効果が生まれることに言及しました。

その中で医療に関して言うと、国民皆保険制度の空洞化や利益優先の病院経営の蔓延、新薬の安全性が十分担保されないことによる薬害の発生などが考えられるということでした。また、醍醐教授の追加報告の中で、先発薬の特許を先延ばしする条項が米国提案として出され、それによって後発薬の普及が遅れる可能性があることが指摘されました。国の仕組みを根本から変えてしまうTPPには、米国議会でも異論が相次いでおり、そうした動きと協調して日本でも反対を訴えていこうと呼びかけがありました。 
打出氏は産科医の視点から


隈本氏はメディアの視点から



安田氏は一市民の視点から


 午後の部では、厚労省が現在、定期接種を見送っている『子宮頸がん予防』ワクチンについての報告がありました。江戸川大教授でジャーナリストでもある隈本邦彦氏よりワクチンの正しい情報が国民に伝わっていないことへの問題提起、金沢大附属病院産婦人科の打出喜義医師より医学的知見にもとづいたワクチンの有効性や製薬会社の利益相反について問題提起がされました。
 

 また、ワクチンの接種に反対している市民活動家の安田美絵さんからは、ワクチン市場において製薬企業が儲かる制度的仕組みがあることや、遺伝子組替技術が用いられている危険性、個々の副反応被害の実態について報告がありました。


会場の様子

質問が多く出されました

 どの報告も聞くほどに深刻さを増し、まったく楽観できない話でした。薬で儲けようとする勢力はかくも大きく強大なものであることを改めて実感すると同時に、一人ひとりが自分の命を防衛するために、あらゆる情報の収集に努めて判断できるほどの知見を備える必要を感じた一日でした。




2013年11月5日火曜日

11・2 なくせ原発!ふくしま大集会に参加してきました

 112日早朝、職員35人を乗せた山梨民医連バスが福島に向けて出発しました。約6時間バスに揺られてたどり着いた福島市の会場(荒川運動公園)には、全国各地から約7000人の参加者が集まっていました。

7000人!

国会議員のあいさつ

被災地復興がすすまないどころか、福島原発事故後の汚染水漏れが続くなかで、誰もが原発をなくしてほしい、安心して住みつづけられる福島を取り戻したい、という思いで参加していました。

山梨民医連の旗
各地の仲間も参加していました

 日本共産党の議員をはじめ、民主党議員も自民党議員も賛同した超党派での共闘が始まりつつある中、この動きをより加速させて、原発ゼロを実現してほしいと思います。

2013年10月29日火曜日

第5回YMP事務学習会を開催しました!

1028日にYMP事務学習会を開催しました。第5回目は「こんな処理で返戻あったらもったいない」というテーマで、あすなろ巨摩薬局の小林事務主任よりお話いただきました。事務職員18名が参加しました。

最初に原水禁の報告を聞きました!
学習会を始める前に、8月の原水爆禁止世界大会・長崎大会に山梨民医連代表として派遣された事務1年目の山本君より参加報告がありました。内容については、このブログの8月30日付に掲載されていますので、ここでは割愛します。ぜひブログ報告をご覧ください。

 さて、学習会に移りまして、今回はレセプトの処理に関するテーマということで、より実務的な内容の学習となりました。

毎月やってくる事務の一大業務「レセプト処理」。しかし、レセプトが返戻されると、修正に時間や労力がかかり、普段の業務効率も悪くなってしまうのが悩みのタネ。今回は、ちょっとした気づきでレセプトのミスをなくすポイントを小林事務主任に教えていただきました。
講師の小林事務主任です!
 
 レセプトの返戻原因とされるのは保険証の誤りに関することがほとんどです。学習会では、任意継続保険の有効期限切れについて質問が相次ぎました。保険誤りがミスの原因と分かれば、あとはしっかりした知識と確認をもって防ぐことができます。
 また、査定の対象となるのは、加算や調剤料算定などの見落としです。これは、事務職員が保険調剤報酬に対しての知識を深めることでしか対処できません。査定されたら、職場内でよく分析して共有しておくことが大切だと学びました。


活発に意見や質問が出ました

このほか、国保資格証明書の取り扱いや特別療養レセプトの請求方法、労災請求などについても参加者から具体的な質問が出されました。

個人的には、公費の優先順位によって適用基準が違うことが興味深かったです。実際にレセプトコンピュータを使って、間違い事例をみながら色々な意見がでたことも勉強になりました。
レセコン表示の間違い探し
明日からすぐに実践できるレセプト処理のポイント。一人ひとりが気づき、気をつけることで、より効率的な事務処理を実践していくことを誓った学習会でした。

2013年10月25日金曜日

第2期実習生合同学習会 (社)山梨県薬剤師会・(株)山梨県環境科学検査センターの巻

小雨降る1024日の午後、第2期実習生の合同学習会が、一般社団法人山梨県薬剤師会と株式会社山梨県環境科学検査センターで行われました。

 まず最初は、山梨県薬剤師会での学習。あすなろ甲府薬局実習生のほか2名の実習生が参加し、行政薬剤師の仕事についてレクチャーを受けました。

 事務局長の廣瀬薬剤師によると、身近なところでは保健所の薬剤師が行政薬剤師の一例になるとのこと。おなじみの献血車は薬事衛生対策の一環として、水道水質の管理指導は生活衛生対策の一環として、食中毒の防止は食品衛生対策の一環として…などなど、行政薬剤師は見えないところで私たちの生活にとても深く関わっています。

キットの役割と使い方を聞きました

 課長の保坂薬剤師からは、地方公務員特別職として位置づけのある学校薬剤師について聞きました。説明の後は「実際に県薬剤師会の水道水を使って水質検査をしてみよう!」ということで、三手に分かれて、検査キットを使って残留塩素濃度を調べてみました。長時間流動がなく放置された水は塩素が飛んでしまうため、飲料水としての安全性が確保できていないと判断されるそうです。

男性トイレの水の残留塩素濃度は果たして…

 次に、㈱山梨県環境科学検査センターに行き、放射能測定の相談役をされている小林研究員よりお話を伺いました。この時間から、中巨摩地域の薬局実習生2名も合流しました。

 この検査センターはもともと県薬剤師会の構想で作られた機関ですが、今は民間の研究機関として運営されているとのこと。分析と測定、調査を専門としていて、薬剤師も5名在籍しています。県内の水質、土壌はもちろんのこと、温泉分析や産業廃棄物の仕分け、大気の汚染濃度、環境ホルモン、放射能測定などなど、ここでもまた私たちの生活環境を快適に保つためになくてはならない調査が行われています。小林さん自身は放射能測定を専門にされているということで、チェルノブイリ事故当時のことや放射線による健康への影響など、研究員ならではの貴重なお話を聞きました。



放射能測定器の中は厚い鉛の壁があります
 
  説明の後は、検査センターの中を見学。置かれている最新の機械、薬品独特のにおいに囲まれながら、実習生たちも興味深そうに見学していました。


機器室の中は機械がいっぱいでした

 行政職の薬剤師、研究職の薬剤師、と薬剤師の多彩さを実感した一日でした。

2013年10月21日月曜日

甲府健康まつりに焼きそばを出店しました!

 10月20日の健康まつり。誰もが心配していた予想通りの雨の中、毎年楽しみにしてくれている患者さんのために、と甲府では開催の決断が下り、予定通り甲府健康まつりを開催することになりました。

傘をさした人が集まってきました

大畑院長のあいさつ

 青空健康相談会やつくし保育園園児の出し物など一部が雨の影響で中止となりましたが、フリーマーケットや各職場からの出店は当初の予定通りにぎやかに並び、甲府共立病院の患者さんをはじめ多くの一般の方々も甲府健康まつりにお越しいただきました。

さて、甲府の薬局部は、毎年恒例の「頑固おやじのヤキソバ」を出店するため、朝8時半から女性陣は野菜を切って分量調整、男性陣は力仕事の会場設営、と分担してスピード作業。9時半には甲府共立病院・あすなろ甲府薬局の薬剤師と事務が総力を結集して“秘伝の”焼きそばを売り出しました。



ソースの焼けるいいにおいがします♪

悪天候の中、出足こそ危ぶまれましたが、テント内の連携とゆかいな売り子たちの宣伝が効果を発揮して、11時前後には次々と焼きそばが売れていきました。一時は、鉄板2枚では間に合わないほどに。

うちの自慢の売り子たちです

しかし、焼きそばの売れ行きと同時進行に雨も強まってきて、少し早めの撤収となりました。材料が2回分くらい余ってしまいましたが、時間内にすべて焼き上げてあとは職員で分け合って帰りました。

なにやら楽しそうなテント内の様子

 甲府以外のブロックは残念ながら今年は開催することができませんでしたが、また来年に向けてそれぞれのブロックで楽しい出店を考えたいと思います。来年の健康まつりもどうぞご期待ください☆


2013年9月12日木曜日

第2期実務実習生合同学習会 あすなろ甲府薬局で開催

 第1期に引き続き、9月から第2期実務実習生が甲府市内のそれぞれの薬局で実習を行っています。今日はあすなろ甲府薬局で、診療報酬制度の仕組みと在宅に関わる薬剤師の仕事についての合同学習会を行いました。

訪問したら、残薬を確認して整理してあげましょうね

 休みの合間に学生さんに様子を聞くと、「ちょっと難しかったけど、説明が分かりやすかったのでなんとか理解できました」とにこにこ(^_^)

 午後の後半、なにやら盛り上がっているので見に行ったところ、湯煎に浮いた錠剤の姿を発見!講師の諏訪部薬剤師に尋ねたところ、「簡易懸濁法(かんいけんだくほう)」という投薬方法とのこと。これを経管投与して使用するそうです。


お湯に沈む錠剤

錠剤が溶けていく様子を食い入るように見る学生さんたち


 薬学生に交じって、勉強させていただきました。クスリっていろいろな形になって面白いですね♪

2013年9月11日水曜日

あすなろ甲府薬局に花と緑を!

 株主さんからの提案で、あすなろ甲府薬局入り口にある鉢を植え替えることになり、今日お花屋さんに植替えの作業をしていただきました。すると見てのとおり、とても美しいエントランスになりました!

  
Before 少し寂しげ


After こんなに美しくなりました☆


 同じ鉢とは思えないリメイク技術にも驚きましたが、何よりもみずみずしいお花と緑の演出が、寂しいアスファルトの地面に華を添えています。やっぱり自然の力は侮れません…作業中にも通りすがるあすなろ甲府薬局の利用者さんたちが笑顔で応援してくださいました

お花がメインの鉢


ハーブと草木が中心の鉢

お花屋さんが一生懸命植えてくださいました

 お花屋さんに聞いたところ、年間を通して楽しめるようにハーブや観賞用草木が中心の鉢(植替え不要)とお花がメインの鉢(植替え年3回)がそれぞれあるので、季節のお花が入れば雰囲気も変わってとても楽しくなりますよ、とのことでした。

 次回は11月頃に植替えの予定です。どんな種類のお花になるか楽しみですね。Flower gotoさん(甲府市下曽根町)、またよろしくお願いします!

 これからあすなろ甲府薬局に行くのが楽しくなりそう。一見の価値ありのこの鉢植えを見に、ぜひ足を運んでくださいね☆

2013年9月9日月曜日

薬剤師部会で学習会を行いました

 諏訪部薬剤師(あすなろ甲府)を中心とした薬剤師部会企画として、97日に、福島第一原発事故による放射線被爆についての学習会を行いました。

学習講演のテーマは「放射線と人間の未来~子どもたちを守るために私たちができること~」。石和共立病院小児科の宇藤千枝子医師に講師に来ていただきました。仕事を終えた薬剤師がそれぞれの薬局から会場に集まり、全体で25名ほどが参加しました。
  

会場がいっぱいになりました

 宇藤先生は、2011311日の地震と津波、そして福島第一原発事故の発生により飛散してしまった放射性物質の影響について、放射線の種類や特性に配慮しながら、ときどき専門的な視点も交えて説明をしてくださいました。

 内容はとてもわかりやすく、放射性廃棄物の処分問題などかなり核心にせまる展開となったこともあって、原子力発電所の有用性に対しては参加者の誰もが疑問を抱いたのではないかと思います。

いっそう深刻化している汚染水の問題

また、データの比較から、今後小児の甲状腺ガンが増えていくだろう、しかもチェルノブイリよりも早く事態が進行する可能性があるという予測に衝撃を受けました。子どもたちを守るために、私たち大人にはどんな責任が果たせるのか、一人ひとりが考えていかなければならない問題だと思いました。



スライドの説明をする宇藤先生


それにしても、日々の診療に忙殺されている先生が、いつこれだけの情報を入手しているのか…。先生、さすがです。本当に貴重なご講演、ありがとうございました。



2013年9月2日月曜日

あすなろ大月薬局 新薬局長で心機一転

あすなろ大月薬局の薬局長が9月1日付けで、内田さんから三澤さんに交代しました。地元密着のあすなろ大月薬局をこれからもよろしくお願いします!



ちなみに、内田元薬局長はあすなろ巨摩薬局に異動となりました。新天地でもよろしくお願いします。

2013年8月30日金曜日

原水爆禁止2013世界大会に行ってきました!

8月3日から9日にかけて開催された原水爆禁止2013世界大会に、山梨民医連・民医労から今年も代表団を派遣しました。ワイエムピーからは、あすなろ甲府薬局事務の山本君が参加しましたので、報告させていただきます。


原水爆禁止世界大会in長崎に参加して―

 私は残念ながら体調不良により原爆資料館にしか行けなかったので、でもずっと行きたかった場所でもあるのですごく充実した日になりました。

山梨代表団の旗
 
 館内には原爆投下後の長崎の町の中の様子を写した写真や変形したビン、被爆した山モミジなどさまざまなものが展示されていました。あの194589日の112分を針指したまま止まってしまっている時計を見たとき、勝手にその時のことを想像して恐怖を感じ、その時計から目をそむけたくなりました。中でも、子どもがケガを負っている写真や子どもが赤ちゃんをおぶっている写真は1番印象に残っています。私にも今8ヶ月の子どもがいますので、子どもまで犠牲にしてしまった原爆は本当に残酷だなと改めて感じたと同時に、もしこの原爆が今起きたら果たして自分の子どもを守れるのだろうかと不安になりました。


 
長崎型原子爆弾「ファットマン」
 
広島型原子爆弾「リトルボーイ」
   
被爆した山モミジ

死んだ赤ん坊をおぶっている子ども

 私たち若い世代にとって戦争って正直ピンと来ないと思います。しかし、資料館を通して戦争の悲惨さ、恐ろしさ、残酷さを痛感したと同時に、私たち若い世代もこの過去、事実を知らなければならないと思いました。特に、今の政府は危ない道へと走っています。2度とこのようなことは起こってはいけないと思うので、もっと自分自身戦争や平和について考えていかなければいけないと思いました。

 資料館に行ったその夜、長崎を楽しめてなかったので、日本三大夜景の稲佐山を見に行ってその後時間があったので呑みに行きました。そこで、長崎の新聞記者の方と被爆者の孫いわゆる被爆3世の方とお話しすることができました。その新聞記者の方は佐世保の出身らしく、その方が言っていたのは「長崎県は当然1つの県だけど、佐世保には米軍の基地があるし、長崎は原爆が落とされている。それぞれ考え方も違うし長崎県には佐世保と長崎で2つ県があるみたい。」と言っていました。それを聞いたとき、私は複雑なんだなと思いながらも機会があれば佐世保と長崎の方いろんな方にお話を聞きたいなと思いました。被爆3世の方はまず最初に言った言葉が「山梨からわざわざ来ていただいて原爆のこと学んでいただいてほんとに嬉しいです。」と言っていました。なんか涙が出そうになりました。話を聞いていると被爆3世ではあるのにほんとに原爆のことを良く知っているし、自分の思いもしっかり持っていて、こんな立派な方が私と同じ世代なんだと考えたらほんとに恥ずかしくなりました。最後に被爆3世の方が、「稲佐山の夜景見てきたと思いますけど、見ていた景色は焼け野原だったんですよ。」と言われたときなんとも言えない気持ちになりました。あそこが焼け野原だったことは当然なんですけど、あのきれいな夜景を見ている私にとって彼の言葉は酔いながらもほんとに重苦しい気持ちになりました。

稲佐山の夜景


長崎平和の像

 最後になりますが、残念ながら被爆者の方の貴重なお話を聞くことはできなかったのですが、私たちがその話を聞ける最後の世代だと私は思っています。被爆者の方の思いを伝えることで戦争と平和について考えることにつながると思うので、「聞いたこと、見たこと」を伝える、これからが始まりなんだなと思いました。23日という長い期間、ちょっとつまずきましたけど、本当に実の詰まった時間でした。ありがとうございました。

(あすなろ甲府薬局 事務 山本昌太)