2016年8月29日月曜日

第17回薬害根絶デーに行ってきました



 824日に、17回目を迎える薬害根絶デーに参加してきました。

3年連続で子宮頸がんワクチン(以下、ワクチン)の副反応被害について取り上げましたが、今年727日には国とワクチンメーカー2社に対してワクチン被害者の集団訴訟が起こされるなど、被害者救済が進んでいない現状も浮き彫りになっています。


別府先生の講演の様子

 厚労省前要請行動に先立って開催された全日本民医連学習交流集会では、薬害オンブズパースン会議副代表の別府宏圀先生による講演が行われました。全国から130人以上が参加しました。
 
 ワクチンに対しては、WHOをはじめ日本の小児科学会や産科婦人科学会等多くの団体が接種推進の声明を出しており、医療業界を二分する問題となっています。
 現状認識を踏まえつつ、別府先生はワクチンの有効性と安全性について問題提起し、メーカーの有効性試験の検証や海外の調査報告をもとに、ワクチンの予防効果が期待されるほど大きくないことや他ワクチンよりも有害反応が多く報告されていることを紹介しました。また、従来のワクチンとは違う根本的な作用原理上の問題として、抗体価が高い状態が持続するように強力なアジュバンドを使用しており、これにより特異な自己免疫疾患が引き起こされている可能性を指摘します。その上で、有効性と安全性に疑義のあるワクチンは中止し、先進国の中でも特に低い日本の子宮頸がん検診受診率を高めるよう政策転換する必要性を訴えました。


埼玉の薬剤師から指定報告

 講演のあとは、埼玉と静岡の薬剤師から、薬事委員会の役割強化やワクチン接種者の追跡調査について報告がありました。


繰り返される薬害
医療者も訴えました
ごった返す厚労省前

 午後は、厚生労働省前のリレートークに参加しました。薬害被害者やその家族、民進党・共産党の議員、支援団体など多くの人が集まりました。


塩崎厚労相大臣に要請書
控える官僚の方々
 
 繰り返される薬害をどのように抑止し、また被害者をどのように救済していくか、ワクチン被害者が法廷で闘い始めた今こそ社会的な議論が求められていると感じます


2016年8月26日金曜日

薬害根絶デー 啓発用うちわを配布



824日の薬害根絶デーの啓発活動として、ワイエムピーで薬害根絶デーうちわを400枚購入して、あすなろ5薬局で配布しました。

薬害根絶デーというのはね…


 日間ほどかけて配り終えましたが、薬害根絶デーを初めて知った人も多く、活動の意義を改めて実感した期間でした。

ポスターも作りました!

 新薬の効果ばかりが喧伝される昨今、誰もが容易に巻き込まれうる薬害の危険性を自覚して、社会全体で予防していきましょう。

2016年8月16日火曜日

薬剤師・奨学生交流会を開催



 毎年恒例の薬剤師・奨学生交流会を、815日に甲府市内で開催しました。奨学生5名と薬剤師13名が参加して、事務を合わせて総勢20名の大交流会になりました。

久しぶりの再会に会話が弾みます

 奨学生は大学の勉強やアルバイトのこと、薬剤師は職場の様子や患者さんとのエピソードなど、お互いの近況を語り合い、交流を深めました。
 
「奨学生が充実した大学生活を送っていることがわかってよかった」「一緒に働ける日が楽しみになった」など薬剤師から感想が寄せられました。

 奨学生の成長をとても頼もしく感じた交流会でした。
 今後も楽しく続けていきたいと思います。

2016年8月10日水曜日

あすなろ甲府薬局で中学生が職場体験



 夏休みを利用して、83日・8日・10日の3日間、中学2年生があすなろ甲府薬局の職場体験に来てくれました。

まずはオリエンテーション

 朝845分からの朝会に参加して、薬局長のオリエンテーション、薬局の運営方法や事務職員の仕事の内容、調剤室の薬の多さや薬剤師の動きなど、丸1日をかけて薬局全体の雰囲気を体験しました。

処方せんがいっぱい!
分包機を使ってみる

 薬剤師がコツを説明しながらお手本を見せると、慣れない手つきで一生懸命作業をしていたのが微笑ましかったです。

中学生の皆さん、またいつでも見学に来てください。