2013年8月2日金曜日

高校生薬剤師体験 石和第2弾!

 8月に入りまして、あすなろ石和薬局・石和共立病院で高校生薬剤師体験の第2弾が行われました。この日の参加者は、甲府第一高校1名、甲府東高校1名、甲府南高校2名の計4名の高校生です。

 まずは病院見学を、ということで、石和共立病院副事務長の千葉さんに案内していただきました。壁に飾られた患者さんの作品をながめたり、小児リハの楽しそうなレクレーションの様子を聞いたりしました。また、病院内の各職場にお邪魔して、他職種の働き方を知る機会にもなりました。高校生からは「病院内で働くたくさんの資格職の役割を知れたことがよかった」と感想がありました。



小児リハのレクレーションって楽しそう!

 病院見学のクライマックスは、やはり院内薬局です。雪下薬局長からは、病院では注射薬を扱う量が多いことや、電子カルテで処方の内容を見られることの説明がありました。


ここでは入院患者さんのお薬をつくります

服薬指導の様子を見学させていただきました

 そして、この日はたまたま「服薬指導をする予定の患者さん」がいるとのことで、患者さんの了解を得て、病室まで見学に行かせていただきました。何十種類もの薬を飲んでいるということで「飲みにくいことはないですか?」と質問すると、「もう何年も飲んでいるからね。でも漢方は水もたくさん飲まないといけないから少し飲みにくいよ」と話してくださいました。


 さて、病院見学の後はいよいよ薬剤師体験。渡辺薬局長の指導のもと、軟膏を容器につめたり、錠剤分包機を動かしてみたり…。『悪戦苦闘しているかな?』と思いきや、意外とみなさん器用にこなしていました。


粉薬も今は機械で分包できます


小田川薬剤師さんに色々聞いちゃいました!

 最後は、入職10年目の小田川薬剤師をつかまえて質問攻めです。
「薬学部に入るために、今からしておいたほうがいいことは?」「薬学部に入ってからも使う教科は?」「薬剤師をしていて楽しいことは?」と素朴な疑問のひとつひとつに、ときどき考え込みながらも丁寧に答えてくださいました。高校生の感想文からは、「実際の薬剤師の方とコミュニケーションがとれたことがよかった」ととても好評でした。


 今回をもって、今年度の石和での体験は終了。お忙しい中、ご協力いただいた薬剤師のみなさん、事務スタッフの方々、そして石和共立病院関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

来週以降は、巨摩と甲府でまだまだ高校生たちの熱い(暑い)夏が続きます!

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