2013年3月1日金曜日

甲府市への請願に行ってきました

20日の南アルプス市に引き続き、甲府市へも無料低額診療制度拡大の請願に行きました。
甲府市では福祉部部長以下2名の職員の方に対応をしていただきました。
ワイエムピーからは本社専務、あすなろ甲府薬局薬局長、事務主任、そして山梨民医連の事務員が参加しました。


福祉部長からの回答は
趣旨は多少異なっているが甲府市では重度心身医療助成制度、一人親家庭の医療助成制度等社会的弱者にたいする医療費助成制度を設けており、経済的な理由により医療を受ける機会が制限されないように対応を図っている。
生活困窮者に対しては生活保護法による適正な医療付与の適用を行っている。請願の内容は国で全国一律の制度として制度化するべき。
国に対しての働きかけは、第2種社会福祉事業に位置づけることについて検討するという見解を示しているので、現時点で甲府市としては今後の国の動向を注視する中で研究していきたい。
というものでした。

その後の懇談ではワイエムピー側からは、無料低額診療を制度として矛盾なく活用できるようにするため、自治体での薬代助成や国への働きかけを訴えました。また、民間の病院だけでなく市立甲府病院のような公立の病院でこそ無料低額診療制度を行って欲しいと要請していることを伝えました。

2013年2月27日水曜日

ワイエムピー第3回事務学習会

2月25日(月)18:30よりワイエムピー第3回事務職員学習会「接遇・マナーについて」をテーマに開催されました。遅番業務による欠席者以外の18名が参加しました。
最初にあすなろ武川薬局事務主任を講師としてマナーについての基本的な考え方と必要性を学習しました。
その後に、他事業所の職員との会話や交流をすることも考え、グループディスカッション形式を取り入れ、4グループに分かれて日頃の患者さんに対しての接遇などを話し合い、各グループで報告しあいました。


学習と討論を通じて「常に正しいという接遇のスタイルというものはありません。接遇・マナーの基本は、その時の状況、患者さんの年齢・様子によって丁寧な言葉遣い、相手を思いやること、相手を不快にさせないことです。話し方は常に明るく気持ちをこめて話すことが大切です。そして、いくら言葉遣いが丁寧でも上辺だけで心がこもっていなければ意味がありません」という共通した認識を持つことができました。


今回の学習会は自分の接遇・マナーについて改めて考える機会になりました。今後も職員の接遇について向上に努め、患者さんに対して快適な薬局作りをしていけたらと思います。もし薬局内でお気づきのことがありましたら、ご指摘ください。

2013年2月21日木曜日

自治体への請願に行ってきました

 山梨民医連に加盟する山梨勤労者医療協会の病院・診療所では、生活困窮者の方を対象とした「無料低額診療制度」を行っています。しかし、診療を受けられても、保険薬局は無料低額診療制度の対象事業所になれないことから、院外処方箋が発行されたお薬の自己負担は、全額患者さん自身の負担となってしまいます。外来診療の場合、薬代の占める割合も高く、無料定額診療の意味合いが薄くなってしまいます。

 これは、社会福祉法が今から50年以上前の昭和26年に制定された法律であり、当時は院外処方箋・保険調剤薬局が一般的でなかったことによります。医薬分業が発達し、院外処方箋が広まっている今日、現状と法律とで乖離する部分があります。

  高知市ではこの状況に対して、市の独自事業として無料低額診療を受けられた患者さんの保険薬局での薬代の助成を2011年4月から実施しています。又、旭川市が今年5月から、無料低額診療制度の適用をうけた患者さんの薬代について、初診日から2週間以内については、公的に助成することになりました。

 今回、ワイエムピーでは「保険薬局への無料低額診療制度に関する要望」として、甲府市・南アルプス市・北杜市に対して①保険薬局が無料低額診療の対象となるまでの期間、自治体においてお薬代の助成制度を設けていただきたいこと②自治体から国に対して保険薬局も無料低額診療制度の対象となるように働きかけていただきたいこと、の2点を請願することになりました。

 昨日は南アルプス市にワイエムピー専務、あすなろ巨摩薬局薬局長、事務主任、請願の紹介議員となってくださった地元市議会議員とで請願に向かいました。
 南アルプス市市長、議会事務局事務局長にそれぞれ請願書を手渡し、保険薬局の立場から制度の拡大を求め、無料低額診療利用者の方々の負担を減らしていただくようお願いをしました。


 中込博文市長からは「本来であれば、(民間の医療機関や保険薬局でなく)厚生労働省がやるべきこと、診察が無料になっても、薬代が自己負担になっては制度の意味が半減してしまう」、「自治体での薬代負担も県や他の自治体の状況を見ながら検討したい」との言葉をいただきました。

 一日も早く無料低額診療制度の範囲が拡大され、保険薬局でも制度が活用できるように、これからも運動を広げていきたいと思います。

2012年12月4日火曜日

ワイエムピー第2回事務学習会

 11月26日(月)18:30よりワイエムピー第2回事務職員学習会が開催されました。遅番業務・体調不良による欠席者以外の15名が参加しました。

学習会の前に今年8月に原水爆禁止世界大会へ参加したあすなろ巨摩薬局のAさんの報告がありました。被爆体験者の話・分散会について・会場の様子等が写真と一緒に紹介されました。Aさんより「被爆体験者の話しを聞き、当時の現状、悲惨さが伝わり、核の恐怖やその後の困難さが理解出来た。そして平和の大切さを改めて実感し守っていかなければならないと感じた」との感想が述べられました。

そしてあすなろ石和薬局のF主任を講師に学習会が開催されました。今回のテーマは「一包化加算・調剤料について」でした。最初に一包化加算と調剤料についての基本が説明され、その後間違えやすい処方例をクイズ形式にし、参加者が調剤請求用コンピューターを操作して回答しました。普段はコンピューターの自動算定まかせで、あまり意識することのない調剤料の算定や特殊な処方についての入力方法等の確認が出来ました。参加者からは「今まで何気なく入力していたがその意味が理解出来た」、「コンピューター操作を行いながら詳しく学習することが出来良かった」等の感想が寄せられました。

クイズ形式の質問に会場の雰囲気も和み、内容も実践的でとても良い学習会になりました。次回は来年2月の開催を予定しています。

2012年10月26日金曜日

健康まつりのはしごをしました

10月21日(日)は山梨民医連各事業所の健康まつりが6箇所(甲府・巨摩・石和・武川・御坂・竜王)で開催されました。ワイエムピーあすなろ薬局に関わる(甲府・巨摩・石和・武川)の健康まつりに参加しました。

 はじめは26回を迎えた甲府健康まつり、8時30分にあすなろ甲府のメンバーが本社に集まり、出店の焼きそばの準備を始めました。「頑固オヤジのヤキソバ300円」。事務主任が腕を振るいます。




つぎは武川の健康まつり、受付には薬局長も座り、会場に用意された椅子に参加者が座っています。「今年は参加者が多い」とは武川診療所事務長の弁でした。




続いて巨摩は32回目の健康まつりです。ちょうど昼休み時間でした。



最後は石和健康まつり、壇上は大正琴サークル「トレモロ」の演奏でした。
医局の出店「いかめし」は前院長の仕込みで医局のメンバーが多数参加しています。私もここで昼食を食べ一息つきました。


 
 4箇所の健康まつりをめぐって健康友の会員と職員が一体となって運営していることを実感しました。中には退職OBが友の会員として奮闘している姿も見受けられました。
 6箇所の健康まつりに何人の人間が参加したのだろうか、民医連運動の底の広さを感じさせられました。
 ワイエムピー 専務

2012年10月16日火曜日

第26回日本高齢者大会in香川

 101011日の2日間、香川県で第26回日本高齢者大会が行われました。2日間で約5,100人から集結し、山梨県からは19名参加しました。日本高齢者大会は「考えよう いのちとくらし、憲法を守るくにづくり 町から村からの連帯で一人ぼっちの高齢者をなくそう」という考えもと、1983年に始まりました。

1日目は学習講座、分科会・シンポジウム、移動分科会が行われ、私は「普天間基地と米軍編成の動向」元宜野湾市長の伊波洋一さんの講演を聞きました。オスプレイが普天間基地に配備された沖縄の状況を知りたかったからです。



 オスプレイの墜落は人的ミスではなく、設計に問題があるといわれています。普天間基地は周辺が住宅街で学校なども数多く隣接しています。危険と言われているオスプレイの配置は、やはり撤回していくべきことだと強く思いました。沖縄県の人々が米軍基地撤退の運動をどのように行ってきたのかも知る良い機会でした。撤退運動を行う為の予算を取り、アメリカに行って常に危険にさらされていることを訴え、幅広い活動をしていることを知りました。伊波さんは「日米合意を守らない米国、守らせない日本」と訴えました。何の為に基地を持っているのか、今こそ考え直す必要があるのではと思いました。

2日目は全体会、講談師・田辺鶴瑛さんの「ふまじめ介護かく語りき」の記念講演でした。その中で自身の介護について語っていたのですが印象に残ったことは、自分自身で抱え込まない、たまには休む、そして介護を楽しむことと言っていたことでした。介護というとその言葉だけで重みがあります。田辺さんの介護の様子の一部を上映されたのを見たのですが、気持ちの持ち方で介護との向き合い方も変わるのだと思いました。
介護保険は、サービスを利用するのに自己負担が重くのしかかり、サービスを受けたくても受けられないのが現状です。誰しも老いていきます。その時に長生きしてよかったと思える社会であって欲しいと強く思いました。


この2日間、多くの高齢者に会いました。しっかりとした信念、年齢を感じさせない行動力に元気を戴きました。


2012年9月10日月曜日

原水爆禁止2012年世界大会

少し時期が遅くなってしまいましたが、8月7日から9日まで広島で行われた「原水爆禁止2012年世界大会」に今年もワイエムピーの職員が参加してきました。以下、感想を掲載します。

初めての広島ということもあり、様々な期待や若干の緊張がありました。毎年夏になると放送するテレビでの特集や、学校で学んできた原爆を投下された地という事実が重くのしかかり、学びきれるのだろうかという不安がありました。しかし、当時の方々の思いを少しでも感じ、それを発表の場で言えれば良いという思いで整理できました。実際行ってきたところ、やはり全てを理解するには至りませんでしたが、資料館や原爆ドーム、分科会での学習を通して、知識を得るとともに原爆によって亡くなった方々、怪我により長期に渡り苦しい思いを味わってきた多くの方々の辛く、ぶつけようのない思いなどを、僅かながらも感じることができたように思います。


広島での3日間は、とにかく暑かったです。バスから新幹線に乗り換えた名古屋との気温差に最初は驚かされました。そして、山梨ではまず見ることのない路面電車で感じる広島独特の雰囲気も相まって、来たんだなと実感が湧きました。世界大会での開会・閉会式の出席者の多さに驚き、また海外の方々の核廃絶に対する気持ちや、日本との関わりを大切にしてくれているという思いに嬉しく感じ、また日本人として原爆という事実を風化させてはならないという気持ちが強まりました。そして他の民医連職員の方のそれぞれの思いだったり閉会式での福島の学生の悲痛な思いに民医連職員ではなく、同じ日本に住む日本人として結束・団結し、世情を変えていかなければならないと感じました。



一日目の青年交流集会では、被爆者の中村さんが核の体験を話して下さり、当時の現状、凄惨さがとても伝わり、核の恐怖だったり、その後の回復に至るまでの困難さがよく理解できました。

分科会では、私が参加したのは、「核兵器廃絶とくらし」というもので、昨今の税の問題、TPP参加等の問題を踏まえつつ、投入を止めようとしない軍事費、思いやり予算などいまだに根付く戦争の影を学習し、各地の方々の暮らしを守る活動の中にある疑問、不安等を挙げ、議論していくといった内容でした。意見は子供の食から署名の集め方、若者に対する雇用対策など多岐に渡るもので、どれも大変考えさせられるものばかりでした。


その後の自由時間では、分科会で知り合った他の民医連の方と交流を深めつつ、一緒に原爆資料館、原爆ドームを回りました。式典が行われる6日の前日ということもあり、人が多く、館内は観て回るのが大変なほどでした。展示品の一つ一つは辛く、苦しい記録として残されており、それを写真や記憶に留め、平和の大切さを改めて実感し守っていかなければならないなと感じました。