2018年9月20日木曜日

広島被災地ボランティアに職員を派遣しました


 7月の西日本豪雨により被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げます。全日本民医連では7月から9月にかけて豪雨被災地の復興支援ボランティアを全国の民医連事業所から募り、現地に派遣しました。

ワイエムピーも全日本民医連の呼びかけに応え、915-16日のボランティア活動にあすなろ武川薬局の安藤事務主任を派遣しました。活動報告書より抜粋して紹介します。


15日(土)
参加者は広島の責任者2人を入れて、総勢16名。大阪、鳥取、京都、鹿児島、島根、山梨から来ていました。バス内でオリエンテーションをした後、坂町災害ボランティアセンターに立ち寄り、激甚災害指定の小屋浦地区へ向かいました。
現地に着き、傘を差しながら、サテライトまでの道を歩きましたが、道路は車が行き来できるくらい綺麗になっていました。川を見ると、泥がまだ堆積していたり、柵がなかったり、歩道が流されて一部なくなっていたりしていました。家は、1階部分を土砂が飲み込み、外観だけかろうじて残っているお宅などが見受けられました。普段は穏やかな川が当日は氾濫し、家々を土砂で飲み込んだそうです。しかし、ほぼ全壊している家屋もあれば、多少の土砂の被害はあるが、住むのに問題ないお宅もありました。被害は地域によって差があるようでした。
公園の土砂の掘り出しと、その土砂で土嚢作りを1班・2班に分かれ行いました。指示を受けながら、土砂をかき出し、トラックに積みやすいように均します。雨を吸っていた土は重く、しんどい作業でした。また、土嚢袋に土を詰める人、袋を持つ人でペアになり、土嚢作りを行いました。袋は力強く縛らなければ持ちあげた際に紐がほどけてしまうので注意しながら結びます。こうした作業を10分行い、10分休憩して行います。最初こそ、10分も休憩いらないなと甘く見ていましたが、終わりころには10分必要だなと納得させられました。それくらい、湿気た暑さ、重労働での休息の重要性を感じました。

土砂に流されてつぶれた車両
保育園の1階を掘り起こしました


16日(日)
広島の責任者2名合わせて、総勢9名の参加で、群馬・広島・昨日に引き続き鹿児島・山梨の県の参加でした。曇りから一転晴天となり、昨日より過酷な作業になるだろうなと思いました。作業場所は昨日と同じで、内容は公園の遊具および長椅子の掘り起こしでした。土砂に混じって布団の切れ端、木片、ガラス、ブロック石、瓦、ドライヤーなど生活感のあるものなどが、掘っていくと出てくるので一つひとつ除去していきました。その後トラックに土を乗せ、運搬してもらう作業を繰り返しました。昨日より暑く、10分休憩も短く感じるほどでした。2ℓの水も飲みほしてしまいそうなくらいの暑さでした。大きな大木を重機でどけると、遊具らしきものが出てきました。ここが本当に公園だったんだと初めて実感した瞬間でした。昨日から深さにして、80センチ~100センチは掘ったと思います。それほどの土砂が流れてきたんだと恐怖しましたし、二日でここまで作業が進んだことに対し、大勢の人の思いが、この公園、家屋の土砂除去、道路の整備など2カ月足らずでここまで回復させたんだと思いました。
今回のボランティアを通して、民医連の全国協同の人を助けたいという気持ちの強さを改めて感じましたし、ネットワークの強固さ、フットワークの軽さは民医連の強みなのだと実感しました。また、映像や話で見聞きするのではなく、実際に現地に赴き、感じ、作業してくることも大事なんだと思いました。完全な復興はまだ時間はかかりそうですが、継続的な様々な支援が必要なのだと思いました。

他団体とも協力して河川敷の土砂撤去をしました
復興食堂に元気をもらう



2018年9月10日月曜日

あすなろ甲府薬局 秋の健康相談会


 9月6日にあすなろ甲府薬局で秋の健康相談会を開催しました。今回はスパイロメーターを使った肺機能検査ということで、事前に予約のあった7名の方が参加しました。

器具の使い方を説明
 
薬剤師が一人ひとりに測定器具の仕組みと使い方を説明して、正確に測定できるようにサポートしました。幸いCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の疑いが強い人はいませんでしたが、今後の健康管理における注意点などアドバイスしました。


嗅覚機能チェックも好評

肺機能検査のあとは、においを嗅ぎわける嗅覚機能チェックをしました。「薬剤師さんが丁寧に話を聞いてくれて不安が解消された」と、こちらも好評でした。

今後も地域のニーズに応えて、様々なテーマを用意しながら実施していきたいと思います。


2018年8月30日木曜日

原水爆禁止世界大会in広島 代表団報告会


 8月4~6日の日程で原水爆禁止世界大会に参加した山梨代表団が、8月28日に報告会を開きました。

発表の様子

われらがあすなろ甲府薬局から代表派遣した米倉薬剤師は、第4分科会参加者を代表して、「被爆体験継承・被爆者支援のための課題」というテーマについて学んだことやその時の想いなどをスライドで報告しました。感想を以下に抜粋します。


被爆体験の継承・実相普及と援護・連帯活動の分科会に参加しました。被爆者の話を聞き、平和な日常が一瞬で壊され、目の前で自分の大切な人達を失う辛さだけでなく、その後の生活で差別を受けたり、放射線による健康被害などで苦しんでいる人もいることや、当時の状況を思い出し言葉を詰まらせる被爆者の方もおり、改めて核兵器の恐ろしさを痛感しました。

被爆者には条件を満たすことで被爆者健康手帳が交付され医療等の手当を受けることができますが、被爆のあった区域全部で交付が認められているわけではなく、原爆による被害と判断できないため交付を拒否されている方もいて、そういう面でも被爆者を苦しめていることがわかりました。

自分ひとりでの学習には限界があり、資料には書かれていないことや経験した人の考えなども聞けるので貴重な経験をさせていただきました。発言者の中で、政治が簡単に変わることはありませんが運動することが第一歩であるという言葉はとても自分の心に突き刺さり、これからの自分の行動について考えるきっかけになりました。今回学んだことを忘れずに、自分のできることから少しずつ行動していこうと思いました。


2018年8月27日月曜日

第19回薬害根絶デー参加報告~HPVワクチンの攻防激しく~


 8月24日の薬害根絶デーに合わせて全日本民医連主催の学習交流集会が都内で開かれ、薬剤師・薬学生を中心に全国から125名が参加しました。

満席です。

 学習会では昨年に続き、現在係争中のHPVワクチン薬害を取り上げました。神経内科専門で薬害オンブズパースン会議副代表の別府宏圀医師が講演を行い、HPVワクチンの特殊な構造と有効性への疑問、子宮頸がんの進行プロセスと効果的な予防措置、推進派と反対派の主張などについて学びました。

 ワクチンのリスクを懸念する反対派に対して、推進派は因果関係を否定する疫学調査やWHO・コクランなど権威ある機関からの情報を後ろ盾にワクチンの有効性を主張しています。しかし、疫学調査については検証されるべき事項が欠如していること、権威ある機関からの情報については利益相反が指摘されるなど、その根拠の信頼性は大きく揺らいでいることが分かりました。別府先生は、データに対する妄信と権威主義により患者の個別性が軽視されている現状を憂えていました。

厚労省前でも訴えました

 学習会終了後には厚生労働省前の集会に参加して、薬害被害者とその家族・支援者のほか法律家や国会議員、医療従事者からの訴えに耳を傾けました。また、加藤厚生労働大臣に要望書を手渡し、HPVワクチン訴訟への真摯な対応と薬害防止に向けた具体的な対策の進展を求めました。

大臣に要望書を手渡す薬被連の花井さん

 様々なものがデジタル化して便利になる昨今、人間の命や尊厳までもデジタル化させないように医療者としての姿勢が問われていることを感じた今年の薬害根絶デーでした。

(報告:石川)

2018年8月17日金曜日

薬剤師と奨学生が山梨で交流しました


8月15日は、この時期恒例の薬剤師・奨学生交流会を甲府市内飲食店にて行いました。理事長を含む薬剤師10名と奨学生8名、樋口専務補佐、薬学生担当者の総勢20名が参加して交流を深めました。

カンパイ!!

浅川理事長のあいさつと樋口専務補佐の乾杯を合図に交流が始まり、まずは隣の席同士で歓談。めずらしいメキシコ料理に盛り上がり、双方の近況報告に花を咲かせつつ、交流会は賑やかに進行しました。

ほどよくお腹が満たされた頃、少し遠くの席の人にも顔が見えるように薬剤師と奨学生が自己紹介をして、さらに親睦を深めました。

自己紹介タイム

最後は薬剤師から奨学生にエールを送り、名残惜しみつつ解散となりました。また来年のこの時期、成長した奨学生たちに会えることを楽しみにしています。
  
楽しい交流会でした