8月4~6日の日程で原水爆禁止世界大会に参加した山梨代表団が、8月28日に報告会を開きました。
発表の様子 |
われらがあすなろ甲府薬局から代表派遣した米倉薬剤師は、第4分科会参加者を代表して、「被爆体験継承・被爆者支援のための課題」というテーマについて学んだことやその時の想いなどをスライドで報告しました。感想を以下に抜粋します。
■被爆体験の継承・実相普及と援護・連帯活動の分科会に参加しました。被爆者の話を聞き、平和な日常が一瞬で壊され、目の前で自分の大切な人達を失う辛さだけでなく、その後の生活で差別を受けたり、放射線による健康被害などで苦しんでいる人もいることや、当時の状況を思い出し言葉を詰まらせる被爆者の方もおり、改めて核兵器の恐ろしさを痛感しました。
■被爆者には条件を満たすことで被爆者健康手帳が交付され医療等の手当を受けることができますが、被爆のあった区域全部で交付が認められているわけではなく、原爆による被害と判断できないため交付を拒否されている方もいて、そういう面でも被爆者を苦しめていることがわかりました。
■自分ひとりでの学習には限界があり、資料には書かれていないことや経験した人の考えなども聞けるので貴重な経験をさせていただきました。発言者の中で、政治が簡単に変わることはありませんが運動することが第一歩であるという言葉はとても自分の心に突き刺さり、これからの自分の行動について考えるきっかけになりました。今回学んだことを忘れずに、自分のできることから少しずつ行動していこうと思いました。
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