2016年2月24日水曜日

第27回学術運動交流集会 薬局より5演題発表



 220日に「第27回学術運動交流集会」がアピオ甲府で開催されました。病院をはじめ診療所やケアセンター、歯科診療所などから87演題がエントリーする中、薬局部門からは以下の多彩な5演題を発表しました。

全体会の様子

【あすなろ甲府薬局】
「あすなろ甲府薬局における無料低額診療5年間のまとめ」(事務)
 20108月より約5年間で受け付けた無低診対象者の処方せんから、対象者の基本情報や保険情報、調剤状況、支払状況などを分析した結果をまとめ、無低診の意義と課題を提起しました。

第1分散会会場
 「C型肝炎新薬(ダクルインザ・スンベプラ)の使用結果について」(薬剤師)
 C型ウイルス性肝炎の治療薬「ダクルインザ」「スンベプラ」の2剤併用療法が保険適用となったことについて、実際に24週間投与した患者さん13名の使用結果についてまとめ、報告しました。

第3分散会会場


【甲府共立病院院内薬局】
「利益相反について、医療従事者とメーカーとの付き合い方を考える」(薬剤師)
 製薬会社の広告宣伝のために提供されている物品や弁当などについて、甲府共立病院とあすなろ薬局の全職員を対象に行ったアンケート結果を分析し、発表しました。

第7分散会会場


【あすなろ巨摩薬局】
「残薬アンケートを通して服薬支援を考える」(薬剤師)
 大量の残薬が問題となっている今日、薬局窓口における残薬の確認や処方日数の調整など服薬指導時に配慮すべきことを検討するため、患者さんの協力を得てアンケートを行った結果を発表しました。

第8分散会会場

【あすなろ武川薬局】
「労災患者不支給の事例について」(事務)
 労働監督署からの労災認定が長期間調整中とされ、1年後に不支給となった患者さんについての報告でした。薬局窓口でも患者さんの情報をしっかり聞き取り、慎重に対応することで、無用な待機を避けられるということでした

同じく第8分散会

 どの演題にも多くの職員の方に聴講に来ていただきました。
 皆さまありがとうございました。

 その他、医療・介護現場の実践について様々な事例や問題提起もあり、とても刺激を受けました。仲間の日々の奮闘や工夫を感じながら、「薬局部門も負けてはいられないぞ」と思った一日でした。



2016年2月17日水曜日

YMP医療安全学習会 「KYT(薬局編)」



 2月16日夜、今年度2回目の医療安全学習会を開催しました。4薬局から薬剤師と事務職員23名が出席しました。

講師の市村看護師長です

昨年と同様にKYT(危険予知訓練)をテーマに取り組み、講師には甲府共立病院医療安全管理室の市村琴美看護師長に来ていただきました。
KYTの基本的な知識を学んだあと、実際にあった薬局のインシデント報告をもとに、どのような危険がひそんでいるか、ミスを防ぐためにどのような対策ができるかについて、グループごとに分かれて検討しました。

 
問題の本質は何か…

協力してミスを防ぐには

現象を把握したうえで、事務職員からは、忙しく一人が大変な時は抱え込まずにヘルプを要請するなどの対策が出されました。また、薬剤師からは、患者さんが早く帰りたがっていても必ず薬を1つずつ見せながら確認を行うこと、忙しいときほど声かけを怠らず、冷静になるよう努めることなどが出されました。
 
他のグループの発表から様々な視点を学びました
 
講師からは、薬局の対応だけでは限界がある事例もあるので、処方せんを発行した医療機関へも協力を要請するなどの方法も検討できると助言がありました。

 今後も安心安全な薬剤活動を続けていけるよう、KYTを実践していきたいと思います。市村看護師長、有意義な学習会をありがとうございました。

2016年2月9日火曜日

研修医発表会に薬剤師が参加



 26日に山梨民医連の第30回研修医発表会が開催されました。

毎年この時期に行われる研修医発表会ですが、今年は漢方専門薬局「博濟」代表の福島毅先生と埼玉県のふれあい薬局代表の池田里江子先生を講師にお招きしました。

福島先生の講演の様子

漢方処方は奥深いです


通常は医師と事務幹部で埋め尽くされる会場ですが、今年は薬剤師も10名ほどが参加して、埼玉県薬剤師会で活躍されているお二人のお話を伺いました。福島先生からは漢方処方の奥深さを学び、池田先生からは在宅医療での薬剤師の役割や現場での実践について知ることができました。

他県の先進的な取組みを参考にして、医師や多職種との連携の中で、しっかりと役割を発揮していけるよう取り組んでいきたいと思いました。

浅川社長より講師へのお礼

後半はメインの研修医発表会が行われ、1年目研修医3名が実際に担当した症例の報告、2年目研修医3名が統計を使用した報告、ということで、どの報告も非常によく練られた内容でレベルの高さを伺わせました。フロアからの質問にも堂々とした態度で、的確に答えていたことが素晴らしかったです。

医師に求められている薬剤師像と山梨民医連研修医の成長を間近に感じた発表会でした。

2016年2月1日月曜日

あすなろ巨摩薬局 無菌調剤室共同利用のための学習会



 あすなろ巨摩薬局に設置した無菌調剤室について、南アルプス市の薬剤師が共同利用をするための学習会を131日に開催しました。

あすなろ巨摩の無菌調剤室です

講師には、現在フリーで薬局の業務改善・個別指導対策、在宅参入のアドバイス、無菌調剤研修等の指導で活躍されている松江瑞枝先生に来ていただきました。なんと仙台から!頭が下がります。

実践の様子を見学

 午前と午後に分けての学習会でしたが、全体で30名ほどの薬剤師が参加して、1時間半の講義の後、無菌調剤室を使っての実践を行いました。実際に使用してみると、注意すべきポイントや案外難しい動作などに気づくこととなり、薬局での無菌調剤室利用の難しさについても改めて意識づけがされました。

無菌シャワーを浴びます

薬剤を混注します

   今後は、薬剤師が共同利用しやすい環境を整備し、運営面でも問題が生じないよう、あすなろ巨摩薬局を薬局部門全体でサポートしていけたらと思います。