全日本民医連の初年度研修に行ってきました

　4月に山梨民医連の病院と保険薬局に入職した新卒薬剤師2名とともに、5月26-27日の日程で、全日本民医連新卒薬剤師初年度研修に行ってきました。

全日本の高田理事のお話

　全国の病院と保険薬局から新卒薬剤師120名が参加し、全日本理事や先輩薬剤師なども合わせて160名の大規模研修になりました。

民医連の被災地支援

先輩薬剤師からのメッセージ

　1日目は、全日本理事の高田満雄薬剤師より「ようこそ民医連へ」と題して、民医連綱領が謳う理念や医療者の戦争犯罪、医薬品に関わる健康被害など多岐にわたりお話を伺いました。同じく理事の金田早苗薬剤師からは震災時の薬剤師の役割と民医連の支援活動について伺い、岡山と兵庫の2年目薬剤師からは新卒薬剤師に向けた激励のメッセージが送られました。
 

そしてはっちゃける夕食交流会

　2日目は「知らなかった、ぼくらの戦争」と題して、詩人のアーサー・ビナード氏の講演を聞きました。東京大空襲や広島・長崎の原子爆弾投下という歴史の事実を日本人に取材する中で、知り得た情報から戦争の本質に迫るとても衝撃的なお話でした。

無知ほど怖いものはない…

　最後は感想交流と目指すべき薬剤師像を発表し合い終了となりました。全国の仲間と学び交流した有意義な2日間でした。