2018年3月30日金曜日

あすなろ巨摩薬局で健康相談会


健康相談会やってます!

 3月29日にあすなろ巨摩薬局で健康相談会を開催しました。巨摩共立病院の患者さんを中心に地域の住民9名が参加しました。事前に健康友の会や患者さん向けの広報誌でお知らせしたこともあり、初回にしてはまずまずの出足でした。
 
参加者が増えてきました

 参加者には体組成計で身体の状態を知ってもらい、薬剤師が窓口で結果について説明しました。「脚点など普段は手に入らない情報を得ることができてとても勉強になった」「薬剤師を囲んで座談会のようなこともしたい」など色々なご意見をいただきました。

一人ひとりの疑問に答えます
身体づくりのアドバイス

 貴重なご意見を生かしつつ、次回はさらにパワーアップして取り組みたいと思います。

2018年3月28日水曜日

薬剤師が出張講座


 3月27日午後、山梨民医連の介護事業所まいほーむいけだの一室で友の会班会が開かれ、あすなろ甲府薬局の浅川薬局長が講師を務めました。

地域の方が集まりました
 
 今回のテーマは「家庭の常備薬」ということで、常備薬の目的や保管方法、注意点など日常的に必要となる薬の知識について講義をしました。

皆さん勉強熱心でした

 セルフメディケーションが推奨される中で、地域の方が自分や家族の健康に関心を持ち、医療知識を身につけることはこれからとても重要になってきます。

 地域の皆さんにより分かりやすく薬の知識を還元できるように、薬剤師もこのような機会を積極的に活用していきたいと思います。

2018年3月27日火曜日

関東・北関東甲信越地協主催 薬学生セミナー2018


 関東・北関東甲信越地協主催の薬学生セミナーに薬学生4名と職員1名が参加しました。セミナーは3月24・25日の2日間開催され、1都9県から薬学生21名と薬剤師を含む職員11名が集まりました。

 今年の薬学生セミナーは「医療人として患者を守るということ~ハンセン病から人権を考える~」と題して、群馬県草津町にある国立ハンセン病療養所栗生楽泉園で開催しました。

重監房の役割とは…
ハンセン病差別の歴史

園内にある重監房資料館では当時の資料とともに、ハンセン病の特徴やどのように社会的差別が始まったのかについて知ることができました。また、反抗的なハンセン病患者を閉じ込めておく役割を担っていた重監房のジオラマがあり、特別病室とは名ばかりの非人道的な施設の実態に驚きました。

一家を離散させたハンセン病差別の罪深さ

 園内の納骨堂や供養塔の説明を聞きながら、故郷から引き離されて暮らすハンセン病患者の悲哀を感じました。入所者の方のお話からは、ハンセン病に対する社会的差別の苛烈さを伺い知ることができました。

特効薬となったプロトミン注射
園内で育まれた文化・芸術の豊かさ

 2日目は、ホテルの会議室でグループディスカッションを行いました。「ハンセン病問題の真の解決をめざし、ともに生きる会」から6名の方が助言者として来てくださり、ハンセン病差別に対する考えや活動をする中での想いなどを伺いました。

グループワークで知識が深まりました

 学生からは、「確かな知識を持って患者さんと向き合いたい」「患者さんの限界を医療者が決めてはいけない」などの意見が出され、ハンセン病問題を知った中での医療者としての自覚を多くの学生が語っていました。とても良いセミナーになったと思います。

草津の名湯で疲れを癒しました

 また来年も有意義な薬学生セミナーにしていきたいです。



2018年3月19日月曜日

ワイエムピー法人事務局が移転しました


 甲府市の区画整理事業のため、ワイエムピー法人事務局が移転することになりました。旧事務所の場所は道路が通るため1ヶ月後には取り壊されます。

新しい住所は次の通りです。

400-0031
山梨県甲府市丸の内2丁目9-20
山梨民医連事業協ビル4
*電話・FAX等に変更はありません。

位置関係はこんな感じ

 314日には日本通運さんの力をお借りして、一気に引越しました。翌日15日から通常営業に漕ぎつけましたが、まだまだ荷物が整理しきれず、段ボールだらけの事務所です。荷詰めも大変でしたが荷解きもかなりの大変さです…。

段ボールたくさん…
会議室はこんなにきれいに

たまった仕事を片付けてます

 一日も早く日常を取り戻して、4月から新人薬剤師を迎えられるように準備していきたいです。


2018年3月12日月曜日

山梨民医連医系学生のつどいに薬学生が参加しました


 38-9日の2日間、山梨民医連の医学生・看護学生・薬学生が合同で、東京と横須賀へフィールドワークに行ってきました。学生22名と付き添いの職員9名が参加しました。

 当日は大型バスで甲府から東京へ出発。1日目はしょうけい館(戦傷病者史料館)と靖国神社・遊就館、2日目は東京大空襲戦災資料センターと横須賀軍港に行きました。

靖国神社の境内
特攻隊の話
東京大空襲体験者のお話
戦傷病者の記録を見ました

高額な軍艦がたくさん
安全保障とは何か?

戦争により多くの市民や兵隊が犠牲になり、戦後も大変な苦難を生きてきたこと、如何に国のために命を捨てる教育がされていたか、その反省から生まれた日本国憲法が現在の平和な日本の基礎を作ってきたことを知ることができました。

話し合うことでいろんな考えを知りました

参加した薬学生の感想です(一部抜粋)。

●今まで自分が学習してきたことはほんの一部にすぎない
 ということを感じた。

●戦争は手足や目など身体だけでなく、心さえも奪ってし
 まうことを改めて認識できた。

●実際に東京大空襲を体験した方のお話を聞いて衝撃を受
 けた。熱風の中、家族で逃げ回った様子は話を聞くだけ
 でもぞっとするような恐ろしさを感じた。

●基地にはたくさんの種類の艦船があり、それぞれ役割が
 あることを知った。同時に、誰かを傷つけるための設備
 ではなく、誰かを守るための設備であってほしいと感じた。

 フィールドワークとグループディスカッションを通して、命の大切さや学び続けることの重要性を感じた2日間でした。職員にとっても貴重な機会でした。今後も続けていきたいです。