2月10日は山梨民医連主催の学術運動交流集会があり、山梨民医連の加盟事業所から105演題がエントリー、そのうち薬局部門からは3演題がエントリーしました。
当日はすべての事業所から341名が参加して、午前の講演と午後の全体会・分科会の発表を聞きました。今年の薬局部門は3つの分科会で発表されました。以下に簡単に紹介します。
■調剤薬局での血糖測定~検体測定室~
合田昌史薬剤師(あすなろ甲府薬局)
合田昌史薬剤師(あすなろ甲府薬局)
健康サポート事業で取り組んだ血糖測定会のアンケート調査をもとに考察した結果をまとめました。検体測定のニーズの高さや病気予防の効果、広報活動の課題などがわかり、今後につながる結果となりました。
■当薬局での疑義照会の実績について
米倉詩織薬剤師(あすなろ甲府薬局)
米倉詩織薬剤師(あすなろ甲府薬局)
演者病欠により、共同研究者が代読しました。過去3ヶ月の疑義照会を6分類して分析した結果、健康被害の回避や患者の意向を反映した処方変更につながった事例など薬剤師の専門性を改めて認識することができました。
■院内薬局におけるインシデント事例からの職場改善報告
田中幸子薬剤師(甲府共立病院)
田中幸子薬剤師(甲府共立病院)
2018年4月~10月に集計したインシデント報告から発生場所や要因などを分析しました。インシデントの性質を読み解き、同様の事例を繰り返さないための対策や職場づくりについて考えました。
分科会では、口演とポスターで薬局以外の職場からも多数演題が発表されました。特に介護分野の実践が素晴らしかったです。介護と薬局の連携はこれからも大事になってくるので、お互いの情報共有ができて有意義な時間になりました。
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