現在、あすなろ石和薬局で実務実習をしている実習生の活動を密着レポートします。
≪看護小規模多機能型居宅介護「まいほーむいけだ」実習≫
10月12日は「共立介護福祉センターいけだ」の皆様のご協力のもと、介護施設の実習を行いました。オリエンテーションでは、地域医療構想による病床数削減の問題や地域包括ケアシステムについて看護師の花輪所長よりお話をいただき、山梨の医療情勢について考えました。
地域包括ケアにおける薬剤師の役割とは… |
施設内では薬の管理方法や投薬の説明を聞き、実際に利用者さんとも交流して過ごしました。また、訪問看護へも同行して処置の様子と処方された薬の取扱いについても見学しました。薬剤師が地域包括ケアに参画することで、薬の相談がしやすく、サービスの質も向上すると看護師さんが話されていたのが印象的でした。
訪問看護の前のレクチャー |
施設での薬の管理について |
認知症の方との意思疎通の難しさや全体を見ながらの細やかな配慮など、他職種の視点から多くを学んだ実習でした。
≪学校薬剤師 ダニ検査・照度検査≫
10月18日はワイエムピーの浅川理事長とともに、実習期間で2回目となる学校薬剤師の現場実習をしました。今回は養護教諭からの依頼で、ダニ検査と照度検査を行いました。
掃除機でダニ捕獲中 |
ダニ検査用の薬品です |
ダニ検査では、子どもたちが利用するプレイルームと保健室ベッドのダニを捕獲して、薬品と反応させました。特にアレルギーの原因となる反応は見られず、衛生状態は良好でした。
照度計の説明中 |
黒板の照度を計測 |
照度検査では、教室の黒板と机の配置場所を中心に照度計を使って光の強さを計測しました。白衣は光を反射するため着替えます。照明と外光の有無でパターン分けして計測しました。学習環境の方も良好とわかり、今日の検査はひと安心です。
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