2月18日夜、ワイエムピー本社において、2014年度の医療安全学習会を開催しました。テーマは「危険予知トレーニング」ということで、甲府共立病院医療安全管理室の深田久子看護師を講師に迎えて、学習と実践を行いました。事務職員と薬剤師合わせて27人が参加しました。
いよいよ始まります |
全員参加の危険予測です |
はじめに、危険予知トレーニングの基本的な考え方について、深田看護師から説明がありました。危険予知トレーニングは、「危険」「予知」「トレーニング」の頭文字をとって「KYT」と呼ばれます。もともとは産業界において、労働災害を減らすために始まった手法で、チーム全体で取り組むことで効果が発揮されるといわれています。
その後、様々な分野で取組まれるようになりましたが、医療界においてもヒューマンエラーを減らすために有効として、積極的に取り組まれるようになりました。病院の朝会で行う指さし呼称などはその一例です。
班ごとに話し合います |
指さし呼称で意識共有 |
講演の後は、6班に分かれて、危険予知の手順を実践しました。一枚のイラストを見て、どんな危険があるのか想定し(1ラウンド)、危険要素を発見して絞り込み(2ラウンド)、5つくらい対策を立てた後(3ラウンド)、重要項目を絞り込んで意識を共有する(4ラウンド)という手順で、班ごとに話し合いをしました。
最後は、それぞれの班で発表をして、深田看護師から講評をいただいて終了しました。今日の学習を明日の実践に生かしていけるよう、職員全員が一致団結して安全な環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
お忙しい中、ご講演くださった深田看護師、本当にありがとうございました。
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