地域包括ケアのなかの看取りを考える機会にするため、大学の春休み期間中を利用して、共立介護福祉センターいけだの一日実習を行いました。実習は3人一組で行い、3月7日、11日、19日の3日間で奨学生9名が参加しました。
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オリエンテーション |
オリエンテーションでは、花輪所長を講師に、超高齢社会のもとで変化する医療介護情勢と、病気を抱えながらでも地域で自分らしく生きることを支える「いけだ」の理念、小規模看護多機能型介護事業所の機能について説明がありました。
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薬の分包をお手伝い |
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訪問看護のカンファレンス見学 |
座学のあとは現場に入り、午前中はまいほーむいけだ、午後は特養いけだの里を見学しました。まいほーむでは施設の仕組みや薬の管理・服薬の流れ、胃瘻の食事介助などを見学したり、利用者さんとかるたやトランプゲームをして交流しました。いけだの里でも同様に、施設の仕組みや薬の管理・服薬の流れ、あすなろ甲府薬局との連携について専属の看護師さんから丁寧に教えていただきました。
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一緒に口腔体操 |
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特養の薬の管理について |
最後はまとめの講義があり、終末期・看取りに関する基本的な考え方、家族と職員の心のケアなど、看取り支援のエピソードを多くの事例から学びました。とても内容の濃い実習で、薬局薬剤師が地域で求められる役割をあらためて考えさせられた一日でした。
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