5月27-28日の2日間、東京・有明で、全日本民医連主催の新卒薬剤師初年度研修が行われました。全国の民医連事業所から132名の新卒薬剤師が集結。民医連全体で過去最高の新卒薬剤師数となりました。山梨からは2名が参加しました。
1日目は、簡単なアイスブレイクの後、「民医連と平和・戦争」と題して、東京民医連・医療法人財団の石川徹医師の講演を聞きました。戦争に荷担した医療者の犯罪の歴史(731部隊)や、戦後70年を平和と人権に基づいて医療活動を行ってきたことについて知り、民医連綱領の意義を確認することができました。
また、「東日本大震災と民医連薬剤師」と題して、全日本理事・宮城民医連の金田早苗薬剤師より、3.11大震災後の被害の状況や全国からの支援体制について、そして現在も続いている熊本大震災の支援にも経験が生かされていることをお話しいただきました。改めて、全国組織の心強さを感じました。
そして夜の交流会はみんなで祝杯! でも…盛り上がりすぎました。
そして夜の交流会はみんなで祝杯! でも…盛り上がりすぎました。
かんぱーい!! |
なにやら動物がいっぱい |
最後は、全日本理事・兵庫民医連の東久保隆薬剤師より「ようこそ民医連へ」と題して、民医連薬剤師が目指すものや情勢のとらえ方、薬剤分野の問題にも焦点を当てながらお話しいただきました。グループワークでは、なぜ薬剤師を目指したか、どんな薬剤師になりたいかなど真剣な議論が交わされました。
盛りだくさんの2日間。山梨の参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした。