3月6日、甲府共立病院医療安全管理室の小林智子看護師(感染管理認定看護師)をお招きして、感染対策についての学習会を行いました。ワイエムピーの薬剤師、事務職員合わせて28人が参加し、感染対策の基本から実践までを学びました。
司会は上野薬局長です |
なかなかの満席 |
基本のところでは、感染に至る条件や医療機関における標準予防策などが挙げられ、とくに、手指衛生(しゅしえいせい)や個人防護具の着用が、誰にでもできる具体的な予防対策として紹介されました。
手指衛生をみんなで確認中 |
手指衛生とは、つまりは「手洗い」なのですが、その正しい方法やタイミングについては、意外と理解できていないことに気づきました。一般に「アルコール消毒」と呼ばれている擦式手指消毒剤もよく理解して使わないと効果も半減してしまいます。手洗いは30秒以上洗うことやよく乾燥させることが重要である理由も、改めて知る機会になりました。
マスクにも正しい着用があります |
個人防護具の着脱については、土屋薬剤師(あすなろ甲府)、内藤さん(あすなろ石和)の2人が前に出て、小林看護師に教えていただきながら実践しました。手袋やエプロン、マスクなどは正しい順番を守ってはずすことで、感染の思わぬ拡大を防ぐことができます。
嘔吐物の処理はエプロンを着用しましょう |
最後は、おなじみのインフルエンザウイルスやノロウイルスの感染の特徴を教えていただき、今日の感染対策が、すべての基本として重要であることを確認しました。
講演後には、いくつか出た質問にも丁寧に答えていただき、さらに理解が深まりました。小林智子看護師、本当にありがとうございました!
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