2018年2月5日月曜日

薬剤師研修委員会主催 サプリメント学習会



 2月3日午後、東京民医連の薬局法人・外苑企画商事様から藤竿伊知郎薬剤師をお招きして、サプリメントの学習会を行いました。薬剤師や事務職員など25名が参加しました。

講師の藤竿薬剤師です
  講義では、サプリメントの法律上の位置づけから始まり、規制緩和による健康食品ブームでサプリメントが急成長してきた背景、実証実験のねつ造や虚偽誇大広告が乱発されるようになった現状について話されました。

トクホ飲料やアントシアニン、グルコサミン、ヒアルロン酸、アガリクス、青汁など有効性が過大に見られがちな健康食品の盲点についても教えていただき、スポンサーの影響力や情報リテラシーの重要性について理解を深めることができました。

信頼できる情報源を確保しておこう

 質疑応答では、安全性の視点から医薬品との相互作用に関する疑問や患者さんへの説明の仕方など、現場での実践的な対応に関する質問が多く出されました。健康食品ブームにのって悪質サプリメントの被害者を増やさないために、薬剤師として必要な心構えができた学習会でした。

質問が続々出ました
終了後は、近くの飲食店で講師と楽しく親睦を深めることができました。寒風吹き荒ぶ山梨にお越しいただきありがとうございました。

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